真咲麻衣──『クリーム』の甘い記憶から、麻縄の陰影へと落ちていった清楚な少女の軌跡
90年代後半の書店の片隅で、少し背徳的なときめきを抱えながら手に取った、いわゆる「お菓子系雑誌」のページ。パステルカラーの背景や陽だまりのようなセットのなかで、水着や下着姿になって無邪気に微笑んでいた少女たちの姿を思い出すとき、私の胸の奥から決まってせり上がってくるひとつの名前があります。1997年から1998年にかけて、まるで純白のレースが少しずつ深い夜の闇に染め上げられていくかのような軌跡を描いた女優、真咲麻衣さんです。