白峰ミウさんを語るとき、まず思い浮かぶのは「静かな強さ」だ。
声を張るわけでもなく、派手なアピールをするわけでもない。
でも、彼女が画面に映るだけで空気が変わる。
それは彼女が持つ“存在感”そのものなんだと思う。
はじめて見たとき、正直ちょっと緊張した。
スラッとした体つきに、整った顔立ち。クールな目元。
近寄りがたいような、ちょっとモデルっぽい雰囲気さえある。
でも、作品が進むにつれて分かってくる──
彼女は、とても丁寧に、感情で演じる女優だということが。
白峰ミウさんのプレイには、品がある。
乱れても、責められても、どこか“自分”を見失わない。
それが逆に、見ているこちらの興奮を掻き立てる。
崩れすぎない彼女が、ふと見せる乱れ方が、たまらなく色っぽいんだ。
個人的には、彼女が攻めにまわるシーンも好きだ。
Sっぽい雰囲気を纏っているのに、どこか優しさがにじむ。
そのギャップが心地よくて、観終わったあとに変な余韻が残る。
そして、目。
あの目で見つめられると、たとえ画面越しでもドキッとする。
強いようで、どこか寂しさを含んでいるような、複雑なまなざし。
その目に射抜かれて、気づけば作品を何本も追いかけていた。