志田雪奈 ── 文学少女が溺れた快楽の深淵。その「白目」に、僕たちは本能の叫びを見た

2018年12月。 Moodyzからデビューした彼女を見た時、僕は直感した。 「この子は、ただの美少女ではない」と。 志田雪奈。 現役の文学部女子大生という肩書、そして本棚にはミステリー小説と官能小説が並ぶというエピソード。 一見すると、図書館の窓際が似合うような清楚で知的な彼女だが、その内側には、誰よりも深く、激しい「性」への探究心が渦巻いていたのだ。

彼女の最大の魅力。それは、普段の理性的でクールな佇まいと、行為の最中に見せる「魂が抜けたような絶頂顔」の凄まじいギャップだ。

162cmのスラリとした肢体。 整った顔立ちは、どこか冷ややかで、簡単には触れさせてくれないような高嶺の花のオーラを放っている。 しかし、ひとたびスイッチが入ると、彼女は壊れる。 本当に、文字通り「壊れる」のだ。 彼女の代名詞ともなった「白目イキ」。 理性が完全に吹き飛び、本能だけが残った瞬間のあの表情は、演技という枠を遥かに超えていた。 綺麗な顔が歪み、視線が宙を泳ぎ、身体がビクビクと痙攣する。 それは、見てはいけないものを見てしまったような背徳感と、人間の生の営みを目の当たりにしたような畏敬の念さえ抱かせる光景だった。

活動期間中、彼女は体調不良による休止や、企画単体への転向など、決して平坦ではない道を歩んだ。 それでも、彼女がカメラの前で見せる姿は、常に全力だった。 自分の弱さや、抱えているものさえも、すべて快楽へのエネルギーに変えて昇華させていく。 その姿は、痛々しいほどに美しく、僕たちの心を強く揺さぶり続けた。

2021年、惜しまれながらの引退。 短い期間だったかもしれない。けれど、志田雪奈という女優が残した爪痕は、あまりにも深く、鮮烈だ。

志田雪奈。 彼女は、理性の殻を破り捨て、本能のままに咲き乱れた一輪の狂い花だ。 あの白目を剥いて果てる瞬間の、神々しいまでの美しさ。 彼女が見せてくれた「向こう側の景色」を、僕たちはきっと一生忘れることはないだろう。