あいだもも ── 伝説のショートカット。90年代を駆け抜けた、永遠に手に入らない「高嶺の花」

1990年。 平成という新しい時代が始まったばかりのあの頃、ブラウン管(あるいはVHS)の向こう側から、強烈な光が放たれた。 あいだもも。 彼女の名前を聞いて、胸の奥がきゅっと締め付けられるような郷愁を覚えるのは、僕だけではないはずだ。 彼女は、単なる人気女優ではなかった。 AVというジャンルそのものの格を一段も二段も引き上げた、正真正銘の「女神」だったのだから。

彼女の最大の魅力。それは、AV女優という枠には到底収まりきらない「圧倒的な品格」と、その代名詞とも言える「美しすぎるショートカット」だ。

当時、長い髪が女性らしさの象徴とされがちだった時代に、彼女の潔いショートヘアは衝撃的だった。 小さな顔、意志の強さを感じさせる大きな瞳、そしてスッと通った鼻筋。 そのルックスは、アイドルのようであり、同時にニュースキャスターのような知性も漂わせていた。 162cmのスリムなボディ、B82・W55・H80(公称)という完璧なプロポーション。 彼女が画面に現れると、そこだけ空気が澄み渡るような錯覚を覚えたものだ。 「高嶺の花」という言葉がこれほど似合う女性は、後にも先にも彼女しかいない。 手が届かないと分かっていながら、それでも手を伸ばさずにはいられない。そんな崇高な美しさが彼女にはあった。

デビュー作から引退までの数年間、彼女はまさに疾風のように時代を駆け抜けた。 出演する作品のすべてがヒットし、伝説となる。 彼女が見せる、恥じらいを含んだ表情や、気高い女性が快楽に乱されていく様は、当時の男性たちにとって究極のファンタジーだった。 決して安っぽくならない。どれだけ激しい行為であっても、彼女の芯にある「気品」は決して損なわれることがない。 それが、彼女をレジェンドたらしめている所以だろう。

あいだもも。 彼女は、僕たちの青春時代に刻まれた、永遠のミューズだ。 あの頃、擦り切れるほど再生したVHSテープの中の彼女は、今も色褪せることなく、美しく微笑んでいる。 時代がどれだけ変わろうとも、彼女が残した「ショートカットの美学」は、僕たちの心の中で輝き続ける。 それは、二度と戻らないあの夏の日々のように、切なく、そして美しい。