蓮実クレア ── 本能を焦がし続ける、永遠の熱帯夜
2012年。 その伝説が始まった年を、僕たちは決して忘れることができない。 移ろいやすいこの世界で、10年以上もの長きにわたり、トップランナーとして君臨し続ける怪物。それが「蓮実クレア」だ。
彼女のことを語ろうとするとき、僕の脳裏にはいつも、真夏の夜の、あのアスファルトが焼けつくような熱気が蘇る。彼女は、単なる女優ではない。彼女は、僕たちの理性をドロドロに溶かし、本能だけを剥き出しにする、終わらない「熱帯夜」そのものだ。
彼女の最大の魅力。それは、他の追随を許さない、圧倒的な「生命力」と「快楽への渇望」にある。
1991年生まれ──。 彼女がまとう「ギャル」というスタイルは、単なるファッションではない。それは、自分の欲望に正直であり続けるという、彼女の生き様そのものだ。 金髪、濃いメイク、そして、挑発的な視線。 一見すると派手なその外見の奥には、驚くほど純粋で、そして貪欲な、雌(メス)としての魂が燃え盛っている。
彼女の作品を見ることは、一種の「闘い」に近い。 彼女は、演じているのではない。その瞬間、その快楽を、全身全霊で貪り食っているのだ。 白目をむき、身体を痙攣させ、獣のように咆哮するその姿。 それは「美しい」という言葉の枠を軽々と超え、もはや「神々しい」とさえ感じる瞬間がある。人間の快楽のリミッターが外れた時、人はこれほどまでに凄まじい顔を見せるのかと、僕たちは畏怖の念すら抱くのだ。
「人間発電所」──かつてそう呼ばれた彼女のエネルギーは、時を経ても衰えるどころか、熟成され、より濃厚な密度で僕たちに襲いかかってくる。 彼女の前では、男としてのプライドも、社会的な立場も、すべてが無力だ。 ただ、彼女という圧倒的なエネルギーの奔流に飲み込まれ、翻弄され、搾り取られること。それが、この上ない悦びとなる。
10年以上、最前線で体を張り続けることの凄み。 多くの女優が消えていく中で、彼女だけは変わらず、そこに君臨している。 そのプロフェッショナルとしての矜持と、尽きることのない性への探究心に、僕たちはただただ敬服するしかない。
蓮実クレア。 彼女は、僕たちの心の中に棲む、決して飼い慣らすことのできない「野生」の象徴だ。 その情熱の炎は、これからも僕たちの本能を焦がし続けるだろう。 彼女がいる限り、僕たちの夜は、永遠に熱いままだ。

